薄墨と紙さえあれば〜手描きの風景と一言〜

手描きの一筆に添えた文書...筆者のほんわかな毎日がほろっとこぼれます。

駅前の風は強い

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駅まで歩こうかなぁ...

それとも車で行こうかな...

そんなことを考えていました。

 

毎回駅から外に出ると、

突風が吹いて、かなり冷たい。

過去のそんな場面を思い返しながら、

歩いて行ったら駅に着くまでに凍えてしまうのではないか...

 

でもあえて歩いてみると、

不思議と道中は風がなくむしろ暖かい。

今日はとってもぽかぽかな日だなぁなんて考えていると、

駅に近づいた瞬間にあの日と同じ突風が吹き、徐々に体が冷えていきました...

 

ある一点の印象が強いと、

経験していない周りのこともまた、

その印象に引っ張られて同じような色に想像してしまうことがあります。

 

自分が納得がいくストーリー、

あるいは理屈を無意識に作って、

語られない行間、あるいは道筋を人は想像したくなる。

 

でも、たまにその行間に踏み込んでみる、

確からしいと思っていたことをあえて自分で経験してみる。

たったそれだけのことで、まだあなたの知らない素敵に出会えるかもしてません。