薄墨と紙さえあれば〜手描きの風景と一言〜

手描きの一筆に添えた文書...筆者のほんわかな毎日がほろっとこぼれます。

ちびっこが金髪

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ちびっこが金髪。

何を思うでしょうか。

 

生意気?

親について?

外人だったら同じことを思う?

 

意外に、

気持ちの中心は

シンプルなのかもしれません。

 

「似合っているか」

 

そんな真っ白な気持ちで、

世界と接してみても良いかもしれません。

そしたら、気持ち良く言えるはずです。「格好良いじゃん」って。

じいちゃん

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会うたびに

欠かさず言われる2言がありました。

 

「楽しいか?」

「食べてるか?」

 

今日もたくさんは食べれなかったし、

今でも痩せぽっちだけれど、

今日も楽しいよ。

 

たくさん悩む日もあるけれど、

この言葉が今日も僕を救ってくれます。

いつか言えるといいな。「楽しいよ、食べてるよ」って。

蔵の扉

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夏は涼しく、

冬は暖かい、

そんな蔵の中。

実際の温度はほぼ一定で、

涼しい、暖かいと感じるのは、

外界との気温の差によるところが大きいようです。

 

火も

弾丸も通さず、

見た目の美しさもいわずもがな。

 

土の力って凄いなと思います。

 

唯一環境が変わるのが、

扉を開けた時でしょうか。

 

荷物の出し入れ、

あるいは換気をするための、

扉部分を見てみると、何重にもなる段が、

閉じた時にしっかりと重なり合って、甘さがない。

 

強い入り口は、

強い中身を作る、

そんなことがわかります。

 

人間にも転用できるでしょうか。

口、耳、鼻、色々な扉がありますが、

異なる部分と言えば、開きっぱなしのものも、

入り口と出口が異なることものもあるってことでしょうか。

 

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梨が旬ですね。

表面があんなにザラザラしているのに、

切ってみると果汁が溢れ出して芳しい香りがします。

 

果物も野菜も、

いくら新鮮でも、

傷があるとそこから腐ります。

 

人との違いは、

成長を継続しているか、

自身になにかを蓄え続けているか、

そんなところにあるのかもしれません。

 

人は色々なところから栄養をとります。

口から、耳から、目から、指先から、心から、

 

どれも欠けてはいけないもので、

見えない根っこが身体中からたくさん伸びています。

そのどれかが止まるまで、人は成長し、代謝を繰り返すのでしょう。

 

人間は色々な穴が空いているのに、

なかなか腐らないので凄いなって思います。

穴と傷の違いってどこにあるのでしょうか??

 

今日も不思議がたくさんです....

色々様々

Leaf of brilliant colors

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Do not shake leaves woven in color...

 

色々という言葉は

様々が語源となっているようです。

 

ということは

「色=様」

と考えられます。

 

人は物事の様を、色で表現してきました。

だからこそ色を選択することは重要な意味を持ちます。

 

ネクタイの色、お皿の色、

ほんの少しの色を考えてあげるだけで、

物事の様はいかようにも変化するということでしょう。

 

たかが、見た目、

されど見た目です。

視覚は物事と繋がる際の玄関です。

入り口を綺麗に掃除したり、花を飾ったり、

それだけで気持ちが晴れたり、優しくなれたりします。

 

だから、

色にも歩み寄りましょう。

箱が綺麗だったら、きっと中身も見たくなる。

素材を活かす

World enlarge

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It was those who studded for yellow

 

悪い癖に気がついた。

 

どうするか?

 

そもそも悪いとはなんでしょうか。

もっと良い方向性があるということでしょうか?

 

おそらく、

その角度からみたら、

こんな面がありますよ〜

その程度の意味なのだと思います。

 

物事を転用する時に大切なのは、

まずその物質の強い面と脆弱な面を理解することです。

 

自分を素材と考えた時、

癖というのは先天的か後天的かに関わらず、

自分を構成する要素の一つでしかありません。

どの場面で強いのか、あるいは弱いのか、それが知れただけで強い。

 

鎖は一番弱いところから切れます。

全てに気を回すことは現実的に不可能。

明らかに弱い、そう分かっていることは、

補強あるいは注意する場所が分かっているのと同義なので、

「考える」というエネルギーを多分に少なくすることができます。

 

弱点を守る習慣が、

継続することで新たな癖となり、

無意識で、無意識の癖から自分を守る、

考え、繰り返すことで、そんなことが可能になります。

 

癖は育て、良いものへとできます。

どんな自分に育てたいか決めるのはいつだって、今のあなたです。

Association from the rose window

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Sparkle of thousands between the crossed line

 

「癖が強い」

 

人によっては

印象が異なる言葉かもしれません。

 

個性の塊とみるか、

はたまた、厄介事と感じるか...

 

歌や、絵、文章、喋り方...

それだけで、その人と感じることができる、

そんな表現を持っている方は素敵だなと思います。

 

でも新しいこと、

これまでの自分を再構築したい。

そんな時にはこの癖をなくすことが必要になります。

 

これが難しい、

何回も繰り返し刷り込んだものなので、

頭で考えても体が覚えているので、抑えることも難しい。

 

だからこそ、

毎日のちょっとしたこと、

自分がどんなことをしているか、

それを認識することがとっても大事になります。

知らず知らずに、あなたのその行動、考えは無意識へと溶け込みます。

 

素敵な癖もまた然り。

あなたのその笑顔や、挨拶、

深く根ざしたその癖が、明日のあなたも輝かせてくれる...