薄墨と紙さえあれば〜手描きの風景と一言〜

手描きの一筆に添えた文書...筆者のほんわかな毎日がほろっとこぼれます。

学問入門

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勉強

好きでしょうか、

できれば避けたいことでしょうか?

 

教える側の経験も、

人生のどこかで1度はあるでしょう。

教える時には何を一番大切にするでしょうか?

 

まずは、

簡単だと思わせる。

これが大切だと思います。

理解をすることは方法次第で簡単になり、

知識より自分への落とし込み方を探ることが大事だと気づかせてあげる。

 

簡単だと感じたら、

問題を発展させることになります。

自分でより難易度の高い問題、あるいは未知の分野へ踏み込む、

そんなことに楽しさを感じる様になってくると最後のもう一歩に踏み出せます。

 

どうその解法へ辿り着いたか、

どうしてその問題を考えようと思ったのか、

おそらく、そんなことを考えることになるでしょう。

 

そこに思考の跳躍を見つけます。

筋道立てて考えていたことが、思考の飛躍を後から補ったものだと気がつきます。

 

人間は穴を許せない、

間を埋めたくなってしまう生き物です。

 

おそらく、

思考の跳躍、

この経験をできるかどうかが、

勉学を自分にとって意味あるものにするのか、

それとも自分には縁のないものと考えるかの分岐点でしょう。

 

でも経験したら、

学問からは逃げられなくなるでしょう。

人間は、楽しいこと、気持ちいこと、強烈な衝撃、

そんなものを何度でも求めてしまう素直な可愛らしい生き物なので。