薄墨と紙さえあれば〜手描きの風景と一言〜

手描きの一筆に添えた文書...筆者のほんわかな毎日がほろっとこぼれます。

思い悩んだ時は

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何かのことを考えて頭がいっぱい。

そんな時はあえてさらに多くのことを考えると良いかもしれません。

 

思い悩んでいる時は、

目をつぶって一つの事、

関連した風景を延々と想像している、

そんな感覚に似ているような気がします。

 

そこには、

問題の再現が延々と繰り返され、

視点も固定され、自分すら見えないかもしれない。

 

その時は目を開けるだけで良いんです。

目を開けるとそこには、自分が処理できないほどの情報に溢れています。

 

色、匂い、温度、

自分が想定していない動き、

たくさんの情報を浴びることで、

相対的に自分の問題を全体の「一部」として考えられる、

そんな状態、環境に自分を置くことができるかもしれません。

 

目を開けて悩む時、

声に出しても良いでしょう。

紙に書き出してもよいかもしれません。

そうすると、だんだん視界が開けてきます。

 

自分の世界を問題だけにしないこと。

すこしだけ、周りの風景も取り込むこと。

そんなことがあなたを少し冷静にしてくれるかもしれません。