薄墨と紙さえあれば〜手描きの風景と一言〜

手描きの一筆に添えた文書...筆者のほんわかな毎日がほろっとこぼれます。

記念日

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覚えている。

素敵なことだと思います。

 

誰かと話をして、

時間がたって再開した時に、

その時の会話を覚えていてくれる。

 

どこか自分が認められたような、

とっても幸せな気分になることもあるでしょう。

 

でも、

忘れられていても、

ほっこりしてしまうこともあるかもしれません。

 

その時のことを何も覚えていないけれど、

その時に話した内容がその人の考え方や生き方へ影響したり、

そのままの形ではなく、バラバラになった材料で、何か別のものが生みだされていたり

 

人の受け取り方や、

表現の仕方には際限がありません。

 

だから、

忘れている、

そんな状態でも、

もっと相手を見てみましょう。

 

何か会話や経験の残り香の様なものを感じ取れたら、

もっと人の可能性を感じて、もっと人に優しくなれるかもしれません。